2016/02/20 アラジン・ブルーフレーム ガラスチムニー化

2003年製アラジン社のブルーフレームストーブ。新品で我が家に来てから13年も使い続けている。今回、青い炎を全周から楽しむためオリジナルのホーロー製チムニーをガラスチムニーに換装した。Facebookにもアップしたが、同じ内容を備忘録としてブログにもアップしたい。

hanamaki_20160220-01

13年もお世話になったオリジナルのブルーフレーム。伝統的なクラシックスタイル。

hanamaki_20160220-02

数日前に届いていたパーツ。その中身は・・。

hanamaki_20160220-03

ホーロー製チムニーと同サイズに作られたガラス製チムニー。ヤフオクで入手した社外品パーツ。

hanamaki_20160220-04

トッププレートを回して外すとボイリングプレートが見える。お湯をわかす際にはこの状態で使うのが正しいとのこと。トッププレートを付けた場合に較べ、かなりの高火力を得られることが確認できた。

hanamaki_20160220-05

4箇所のネジを外し、ボイリングプレートを取り去ると、チムニーアッセンブリーがフリー状態に。

hanamaki_20160220-06

中央に見えるのが問題のチムニークリップ。簡単には外れない。

hanamaki_20160220-07

中央のネジがチムニーアッセンブリーを固定。

hanamaki_20160220-08

チムニー部分が回転しないよう制限するためのパーツ。この部品を外すと、チムニー部分を回転させ上に抜き取る事ができる。

hanamaki_20160220-09

チムニーアッセンブリーを取り外す前に、念のため元の位置をマジックペンでマーキング。

hanamaki_20160220-10

オリジナルのホーロー製チムニーが外れた状態。

hanamaki_20160220-11

これがチムニー交換の唯一、最大の難関。
タイプ39のチムニークリップは単にカシメてあるだけだけだが、チムニーのホーロー塗装を傷めず外すのは結構大変。
リズムに乗って大胆かつ繊細にマイナスドライバーを上下する。少し動いたら反対側からも同様に。クリップが外れるまで同じ動作を根気よく繰り返すのがコツ。

※(2021年追記)現在は組み立て済みのギャラリーパーツが購入できるので、あえて分解せずに新しいパーツを入手することをオススメします。

自然大好き!ニッチ・リッチ・キャッチ ブルーフレーム アラジンストーブ用 部品 ギャラリー組立品 (shop-niche.co.jp)

hanamaki_20160220-12

3個のクリップが無事外れ、下部部品(ギャラリー)とチムニーが分離できた。
中央のギャラリーは特徴的なブルーフレームを生み出すための重要な機能を提供する。ガラス化で丸見えになるため、丁寧にクリーニング。

hanamaki_20160220-13

ホーロー製のチムニーとのツーショット。13年前のパーツとは思えない良い状態。この後、ガラスチムニーが入ってきた箱に大切に収納した。

hanamaki_20160220-14

磨き終わったギャラリーにガラスチムニーを仮置き。クリップ固定ではなく、ただ載せるだけ。実際の使用状況ではボイリングプレートがガラスチムニーをやんわり固定してくれることを確認した。

hanamaki_20160220-15

逆の手順で各パーツを組み付け、無事ガラスチムニー仕様に。

hanamaki_20160220-16

さっそく点火!美しいブルーフレームが素晴らしい。実際に暖かさも増したようだ。

hanamaki_20160220-17

ガラスチムニーにブルーフレームが浮かび上がった。思いがけない演出。

hanamaki_20160220-19

夜も更けてきた。美しい炎を心ゆくまで鑑賞できる幸せを楽しもう。

「2016/02/20 アラジン・ブルーフレーム ガラスチムニー化」への8件のフィードバック

  1. コメントありがとうございます。作業から3年半経ちますが、今も元気に働いています。ガラスチムニー化は超おすすめなのですが、確かに手順が分かりづらいですね。

    お役に立てて何よりです (^^)

  2. チムニークリップの取り外しは半ば諦めかけるレベルの難関ですね。参考になりました。ありがとうございます。快適にガラスチムニー生活をして2ヶ月です。とても気に入っています。

  3. この記事を書いた時点では知りませんでしたが、2021年現在ではニッチ・リッチ・キャッチ等のショップからブルーフレームの多くのパーツが入手可能なため、あえてギャラリーを取り外さずに新しいパーツを入手するのが正しいです。それだとチムニーごと載せ替えるだけで元の姿も楽しめますしね!

    自分としては美しい炎が存分に楽しめるガラスチムニーから戻す気にはなれませんが・・。

    ブルーフレーム・パーツリスト
    https://www.shop-niche.co.jp/item-description/aladdin/bf-parts.html

    シリーズ39用ギャラリー
    https://www.shop-niche.co.jp/fs/outdoor/jp39205-aladdin/

  4. カシメ金具を外す方法ですが、チムニーを逆さにしてクリップのギャラリーを貫通している突起を支点にして、マイナスドライバーでカシメ部分をコジッてやれば、ホーロー部分に触れずに作業できます。
    現在、トヨトミレインボーのガラスホヤを使ってクッカーを作成しようと目論んでますが、アラジンよりも若干筒の直径が大きいので、どう加工してやろうかと思案中です。

  5. たぬき様

    貴重な情報ありがとうございます。
    なるほど、逆さまにして内側から作業するのですね。ご教授いただいた方法だと確かにホーローには触れずにクリップを外すことができます。

    レインボーのガラスホヤで作ったクッカー、楽しみですね!

  6. ガラスチムニー、最高ですね~!

    自分は今黒耐熱塗装を準備しているので、数年後になると思いますがw

    ところでガラスチムニーのメーカーなんですが、多分数社あるようで?たまに割れてしまった話も聞きます。
    個体差も扱い方もあるのかもしれませんが、お使いの入手先を教えていただけませんか?

    よろしくお願いします。

  7. てんてん様

    コメントありがとうございます。
    2016年にオリジナルをガラスチムニーに換装してから7年も経ちましたが、いまだに問題なく使えています。

    入手先ですが、実は当時のアカウントを一度削除してしまったため購入先がわかりません。
    同じ方が出品されているかも不明ですが、評価の良い出品者だったのでリスクは承知で購入した経緯があります。価格は1万円を少し超えていたように記憶しています。

    お役に立てず申し訳ありませんが、将来購入された際には到着時に詳細な検品をして問題があれば出品者に問い合わせれば良いかと思います。黒の耐熱塗装、楽しみですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください