3.ビオトープ 観察編

「ビオトープ 観察編」のカテゴリー記事を時系列順に再構成しました。

水生植物とメダカの導入

2008 年 5 月 11 日

池が出来たので、いよいよ植物と魚の導入です。水も落ち着いてきたので、メダカを入れても大丈夫でしょう。

クロメダカを飼おうと考えていたのですが、近所のホームセンターでは良い状態のクロメダカが売っていませんでした。それで、一般的なヒメダカを30匹購入しました。

ショウブを導入

仮植えの状態でショウブを池の中に入れてみました。プランタースタンドに載せたプラスチック鉢の中に、買ってきた状態のままで入れて池の中に置いているだけですが、この角度からだとプラスチック鉢がほとんど見えません。なかなか良い感じです。

池の底には大きめの砂利を洗って薄く敷いてあります (角の尖っている石英などの砂利は可能な限り取り除いてあります)が、今、花巻は田植えの季節です。道路には田んぼの土がたくさん落ちています。

今週は、それらを拾い集めて池底に入れる予定です。田んぼの土にはバクテリアや植物の種、時には昆虫の卵なども含まれていて、池の生物相を多様にすることが期待出来るということです。

また、室内の水槽の水替えを行ったので、バクテリアが増えてくれることを期待して、水槽から抜いた水を20リットルほど池に入れました。

ホテイアオイとメダカ

南側の岸辺のアップです。

メダカの放流と一緒に、ホテイアオイを5株浮かべました。風に吹かれて池の中をあちこち漂っています。

ヒメダカが2匹、左側の浅瀬を泳いでいるのがわかりますか? どちらも順調に増えてくれると嬉しいのですが、ホテイアオイの根は産卵場所にもなるということなので、期待できます。

また、水底にもカボンバのような水草を放り込んでおこうと思います。

ハナショウブとスイレン

プラ舟で待機している花ショウブとスイレンです。スイレンは大き目の菊鉢に植え替えてから池に沈めます。

花ショウブはこれから9月頃まで腰水状態になるように深さを調整して、池に入れて育てると良いと紹介されていますが、それで大丈夫か・・・、いずれ、やってみないとわかりません。

先週までにぎやかだったアマガエルが急に静かになったと思ったら、池には数ミリの大きさのオタマジャクシが泳いでいました。彼らの恋の季節は終わったのですね。

これからは出来るだけ近所の池から地元の生態系に合った自然の水生植物を採取しようと思います。それが本来のビオトープなのでしょうから。

6月の庭とビオトープ

2008 年 6 月 8 日

今年も庭のバラが開花しました。これは雨上がりのアブラハムダービーです。その年の一番花は、何度見ても素晴らしいの一言です。香りも最高ですよ。

アブラハム・ダービー

こちらはスキャボロフェアー。これもイングリッシュローズです。今、我が家で一番勢いのあるバラです。とにかく花数が多く、香りも爽やかなので、近くを歩くだけで幸せな気分になれます。

スキャボロフェアー

クレマチスです。去年は自然消滅したかに思われたのですが、2年目にして株が充実したらしく、今年初めて開花しました。このまま何もしないと、根が伸びすぎてバラの根が負けてしまうので、そうなる前に根元を囲う必要があるみたいです。

クレマチス

ビオトープは、5/18以来3週間ぶりのアップになりますが、順調に経過しています

6月のビオトープ

金曜に大雨が降った時は、水面が枕木の少し下まで上がりましたが、雨が上がると数時間で水面がこのレベルまで下がります。水質もかなり出来上がったようで、雨が降ってもほとんど濁らなくなりました。ポンドシートに付いた汚れも分解が進んで、かなりキレイになりました。

スイレンがどんどん新葉を展開しています。水面下にはさらに新芽も出ています。スイレンの生長には強い光が必要ですが、これだけの光量をメタハラで供給しようとしたら、どれだけの電力が必要になるんだろうと考えると、太陽光の凄さがわかります。

メダカたちは雨降りで水温が低い時には水底に隠れていますが、日が射して水温が上がってくると水面に上がってきます。餌は全く与えていませんが、自然発生したプランクトンを食べているらしく、非常に元気です。

良く見ると、アマガエルのオタマジャクシも一緒に泳いでいます。生物相がとても豊かです。小さな池ですが、室内の水槽とは全然違って、自然と直接つながっているんですね。

プラ船

プラ船の中で待機中の水生植物達です。アサザ、ガガブタ、ヒメスイレン、オオサンショウモ、アマゾンフロッグピット、ヤツガシラが入っています。成長の様子をみながら、順次池に移す予定です。

直射日光が強いので、水温を押さえるためにすだれで遮光してみました。木陰の感じが涼しげです。こちらにも小さなオタマジャクシが泳いでいます。

今は大丈夫ですが、ボウフラが湧いてくるようだったら、こちらにもメダカを追加する必要がありますね。

1ヶ月経過後のビオトープ

2008 年 6 月 17 日

6月のビオトープ

ビオトープ立上げから1ヶ月が経過しました。最初はにごっていた水もほどよく澄んできて、植物たちも順調に生長しています。水生植物の場合、買った時の葉は一度枯れるのですが、すぐに新芽が展開してくるので心配はいりません。もともと強い植物ですからね。

一時期緑色になった水も、雨が降った後には再び透明になりました。アオコの発生は結構微妙なバランスの上になりたっているのかもしれません。アオミドロの発生も今のところみられません。

写真には 「ニオイショウブ」、「コウホネ」、「アサザ」、「アマゾン・フロッグピット」 が写っていますが、そのすぐ脇に 「サジオモダカ」 もポットごと沈めてあります。

メダカたちも元気で、飼い始めの時に較べ、倍ぐらいのサイズに成長しています。観察していると、水槽で飼われている魚と違い、全力で追いかけっこをしているようです。水槽だとすぐにガラスにぶつかってしまうため、我慢しているのでしょうね。

小さすぎて写真には撮れませんが、ここで孵化した子メダカたちも結構な数が泳いでいます。餌はあげていませんが、とても元気そうなので、きっと自力でプランクトンを食べているのでしょう。

もうひとつ。最近、ポンドライナーの表面がやけに綺麗になったと思ったら、こちらはオタマジャクシが表面のデトリタス(堆積物)を食べていました。生物兵器は強力です。更に、よく見ると小さな巻貝まで発生していて、こちらも表面を掃除していました。何かの草に卵が付着していたのでしょうが、驚きです。

思いのほか早いペースで、ミニ生態系が出来つつあるようです。

あっ・・・。今回からは新しい50mmレンズでの撮影です。

ビオトープ 2008-06-21

2008 年 6 月 21 日

2008年6月21日のビオトープ

6月21日の池の様子です。2週間前と較べると、植物がとても順調に伸びているのがわかります。

今日はガガブタをプラ船から移動したのですが、1日で5センチも伸びて完全に浮葉になりました。姫スイレンも一気に葉を展開し始めています。今年は花が咲くのか、楽しみです。

メダカの稚魚

メダカの稚魚がだいぶ大きくなりました。元気に泳いでいるのがわかりますか?

これで大きさは5ミリぐらいですが、今日は2ミリぐらいの更に小さな稚魚が泳いでいるのを発見しました。こんな大きさなのに、既に追っかけっこが始まっています。

それにしても、池の中を泳ぐメダカは活き活きして、野性的です。

オタマジャクシも順調に育っています。早くも足が出かかっている個体もあります。特にメダカと争うわけでもなく共存しているようです。コケを食べてくれるありがたい存在です。

今年は毛虫の発生がほとんど無く、とても助かっているのですが、どうやらカエルとスズメが食べてくれているようです。

生態系がうまく回っていると、庭の管理はとても楽なものですね。

ビオトープ 2008-06-22

2008 年 6 月 22 日

プラ舟に稚魚が大発生してました

いやー・・・、ビックリしました。何がって、プラ舟の中にメダカの稚魚が大発生していたんです。ざっと見て3~4百匹。もう少し育ったら、様子を見ながらとりあえず半分ぐらい池に戻してあげようと思います。

1週間前に池からホテイ草を1株移したのですが、それに卵が付着していたようです。親メダカに卵を食べられることもなく、ほとんどが孵化したのでしょうが、ちょっと感動しました。この方法は、メダカを繁殖させたい時には使えますね。

小さいながらも元気に泳いでいるところを見ると、自然発生したプランクトンを捕食しているのでしょう。

池のサイズを2メートル×1.8メートルで平均水深30センチとして水量を計算してみると、約1000リットルになります。水槽として考えると、アロワナだって飼える水量です。ましてや、メダカの500匹ぐらい楽勝・・・と、思う。

2008/06/22

昨日と同じようなアングルで写真を撮りました。浮草の配置と光の具合が良かったので、今日の方が絵柄的にはgoodです。コウホネのポットを載せている白いプランターが目立ちまくっているので、これは来週交換します。

サジオモダカは購入時の葉を自ら全部枯らし、代わりに水中から新芽をどんどん展開しています。また、スイレンからは思いがけなく花芽が上がってきました。最初からいきなり花が咲くのでしょうか。

ビオトープ 2008-07-06

2008 年 7 月 6 日

スイレンのつぼみが水面から出てきました。思いのほか大きなものです。

開花まで何日か掛かるのかと思っていたら、次の日の朝にはもう開き始めていました。展開がとても早いです。

残念なのは、出勤時間にはまだつぼみが半開きな事です。親に聞いたところ、10時ごろまでかかって徐々に開いてゆき、午後3時にはまた閉じてしまうそうです。

満開になると、息をのむほどの美しさです。バラとはまた別の、カッチリした花ですね。確かに、最近スイレンがブームになってきたのもわかります。最初に咲いたつぼみとは違い、2番目に咲いたこの花は、朝早くから満開になりました。

スイレンは池が広いほどよく開花するということですが、ウチ程度の池でも咲いてくれるとは予想外でした。水面下には多くのつぼみが控えているので、これからがほんとうに楽しみです。

昨日のビオトープ全景です。7月5日に黄花のスイレンを1鉢追加しました。右下の中ぐらいの葉が固まって浮かんでいるのがそれです。最初は葉が水面下10センチに沈んでいたのですが、2日後にはこのように完全に浮き葉になるほど成長が早いです。

雨が降るたび、不思議なくらい水が澄んできました。池の底までハッキリ見えるぐらいです。メダカ達も元気です。プラ舟から移した稚魚たちも少しではありますが、しぶとく生き残っているようです。

手前のイグサが伸びてきて、ヤツガシラの邪魔になってきたので、少し整理しようと思います。

スイレン以外では、サジオモダカの花が咲きました。地味ですがカワイイ花です。まだ本調子でない植物があるのが気がかりですが、これはあまり心配していません。水に馴染んだ後に一気に成長してくる事でしょう。

7月の庭

2008 年 7 月 13 日

夏です!道を挟んだ花巻球場では高校野球の地区予選がにぎやか・・・というかウルサくて、ゆっくり寝てもいられません。

庭ではキュウリとトマトが収穫時期を迎えています。少しだがブルーベリーも熟してきました。いつも思いますが、完熟とれたての作物は、感動的にウマイ。

ビオトープも順調です。金曜の雨で少し濁りましたが、今朝はもうかなり澄んでいます。スイレンも咲いていますが、現時点ではまだ1輪ずつです。ヒメスイレンは葉が増えてきましたが、花は最初に1輪咲いただけで続きません。水中で枯れたつぼみがあるのが気にかかります。他には、あまり調子の良くなかったアサザがいきなり池の真ん中まで勢力を伸ばしてきました。

一方、プラ舟には大きな動きがありました。メダカの稚魚が急に減ってきたと思ったら、水中にトンボのヤゴがいるのを発見!格好の餌場になっているようです。ヤゴの動きを見ていると、忍者っぽくてかなり不気味。10匹以上の生息を確認しましたが、メダカを全部食べつくした後、彼らはどうなるのでしょう?エサの補充の意味で、池からホテイ草を移す必要があるかもしれません。

謹賀新年 2009

2009 年 1 月 1 日

2009年の年始めはおだやかな天気に恵まれて、雪かきもせずに楽してます。

2009年1月のビオトープ

ビオトープにも氷が張って、いよいよ冬支度です。

12月に池を見たときには、メダカが元気に泳いでいましたが、彼らは冬越し出来るのでしょうか。乞うご期待。

6月のビオトープ

2009 年 6 月 7 日

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2年目のビオトープは、昨年よりもパワーアップしているようです。スイレンの花も大きさがまるで違います。

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上の画像を引いてみると、睡蓮のつぼみが次々に上がってきているのが見えます。最近の雨で水質も一段ときれいになっているし、カエルの産卵も始まっています。

どうやら、増えすぎた藻を取る以外、手助けの必要はあまりなさそうです。

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ショウブの芽吹きに合わせたように、トンボのヤゴが次々に羽化を始めました。驚くのがその数。今まで確認しただけで20匹以上が無事に羽化しています。

でも、ヤゴが体長5センチ程に育つまで、いったいどのぐらいの餌が必要なのだろう?

メダカが餌になっているのは少しかわいそうだけど、彼らは相当逞しい。全滅するわけでもなく、春に孵化した子メダカたちが元気に泳ぎ回っています。

もちろん、メダカだって一方的に食べられているわけではなく、トンボの卵や孵化直後のヤゴたちは、メダカたちのいい餌になっていると思います。

父親の観察では、親トンボが産卵を始めているそうです。どうやら、スイレンの葉の裏側がお気に入りらしいのです。今年もまた、小さなビオトープを中心にした、命の循環が繰り返されます。

2009年7月の庭

2009 年 7 月 24 日

2009年の庭も最盛期を迎えた。

biotop200907

ビオトープでは、最初のヤンマに続きアカネトンボの羽化が始まりました。毎日10匹以上が水上の葉にとまっています。これは羽化直後の画像。

2009年8月のビオトープ

2009 年 8 月 5 日

睡蓮の花が4つ一緒に咲きました。今までの最高記録です。

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