液晶TVを導入しました

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結構長いこと32インチの液晶TVを使ってきました。会社員時代はTVをあまり観なかったのですが、先月末日をもって長い長い会社員生活が終了しました。これからは自動的に自宅で過ごす時間が増えるため、懸案だった大型TVを導入しました。ちなみに大型と言いましたが、電気屋さんに行くと今時は55インチサイズが標準なんですね。時代は変わるものです。

我が家で一番背が高く、しかも頑丈な作りのバックロードホーンスピーカーの上にカフェ板と呼ばれる杉の厚板を2枚渡し事前にTVの設置スペースを確保しました。8/21にTVが届いたので、取り急ぎ開梱して所定の場所に納めました。この時点では既存の機器配置はそのままなので、ラックが前後2台と収まりが悪く、後方ラックに収めたサブウーファーのレベル調整もやりづらい状況です。

システムの大移動開始です。後方のラック(オーディオ用ではなくコクヨの事務用什器です)とサブウーファーを手前に引っ張り出しました。ラックは棚板を移動して別目的で使います。細かな機材も全てケーブルを外して手前に置きました。

棚板を移動したラックには待機中のビクターSX-500DOLCEがピッタリ収まります。結構重いサブウーファーも手前に仮置き中です。室温33℃の中、汗だくになりながら重い機器を慎重に少しずつ移動しました。

後方のラックを撤去すると蜘蛛の巣のようなケーブルがのたうち回っているので改めて重なりを考えて引き直し作業を行います。オーディオマニアはケーブル引き回しマニアでもあります。

TVの脇にはAirpulse A300を配置します。スピーカー間は130cmです。前のTVにはイヤホン出力しかなかったため変換ケーブルでRCA入力に接続していたのですが、今回は光音声出力があるため光ケーブルでA300のオプティカル入力端子に接続しました。リモコンの入力切替で「OPT」を選択することでTV音声が流れます。その上の小さなスピーカーは SONY SMS-1P。元々は放送局などで使われていたパワーアンプ内蔵スモールモニターです。こちらはYAMAHAのアンプのライン出力をRCAケーブルで繋ぎ、FM放送の再生用として使っています。10cmフルレンジながらパワフルな再生音が魅力です。

サブウーファーはセンター位置から右にオフセットしました。これで再生音に違和感がなければ、ここを定位置にします。

最終的にこんな配置に落ち着きました。一度手前に出した重量物のパワーアンプを再び本来の位置に戻すのは本当に大変で、腰を痛めないよう注意しながらの作業となりました。各機器を所定の位置に納め、再びケーブルで接続して全てのスピーカーから音が出ることを確かめました。

スピーカーの厳密な位置合わせ等、手間のかかる微調整作業はこれからのんびり行います。余計な物が整理されたためか現状でスッキリした感じで鳴っています。ここにある6組の組み合わせを変えながらリタイア生活の自由を楽しみたいと思います。